沖の鳥島を原子力発電に伴う廃棄物、及び廃炉に伴う廃棄物の永久保存場にする案 秋山碩司 2020.7.17 はじめに 沖ノ鳥島の排他的経済水域内で、海洋調査を続ける中国に日本政府が抗議したことに対し、中国政府は「島ではなく 一方、ドイツなど原子力発電をやめて風力発電や太陽電池発電などの環境にやさしい発電にするようになってきている しかし、現状では、東京電力福島第一原発事故後、福島県内の除染で出た汚染土多量にあり、廃炉に伴なう高レベルの 従って,この中国から注文がついている沖ノ鳥島を、東京電力福島第一原発事故後の放射性廃棄物,土壌等を利用して、 1.沖ノ鳥島の状況 沖ノ鳥島は、北緯20度25分、東経136度04分に位置し、東京から約1,700km、小笠原諸島父島から この島は、東西に約4.5km、南北に約1.7km、周囲11kmの卓礁で、我が国の国土面積(約38万ku)
・知っていますか?沖ノ鳥島の秘密 沖ノ鳥島の地層はフィリッピンプレートの中央に位置し、安定した地層であり、放射性廃棄物を保管する地層と 2 原子力発電ででる放射性廃棄物と東京電力福島第一原発事故後の放射性廃棄物 (1)原子力発電ででる放射性廃棄物 低レベル放射性廃棄物の状況及び高レベル放射性廃棄物の状況は、下記のwebで確認してください。 このように、2010年12月末現在、使用済み核燃料棒が1702本ある。そのうち、青森県六ヶ所村、日本原燃・ 2010年12月末までに生じた使用済燃料を全て再処理した場合、ガラス固化体は約2万4100 本分になる ガラス固化体の年間発生量は、約1300〜1600本と想定。2021年頃には約4万本に達する見込みであり、
(2)東京電力福島第一原発事故後の放出された放射性廃棄物 環境省の資料によれば、東京電力福島第一原発事故後、福島県内の除染で出た汚染土は1400万立方メートル 環境省の資料 によれば、岩手、宮城、栃木、茨城、群馬、埼玉、千葉の7県の除去土壌の保管量は333,329㎥である。 がれきの処理、デブリの処理の状況 福島第一原発1、2、3号機の格納容器の中には、メルトダウンした核燃料と、溶けた機器などがあり、両者の一部は 汚染水の状況 汚染水が、どんどん溜まっています。各建屋内の高濃度汚染水は5万8000トン、処理済みの汚染水は100万トンを超え 事故前からの廃棄物が、200リットルのドラム缶換算で18万6000本ほど保管されています。使用済み燃料取り出し
3 沖ノ鳥島の埋め立て 福島県の22,000,000㎥の汚染土壌と、福島県外の汚染土壌333,329㎥ 合計22,333,329㎥と試算できる。この汚染土の 沖ノ鳥島のサンゴ礁の礁原は東西4.5km,南北1.7kmに広がり.その内部は水深5.5m以浅の浅磯湖となっている。
放射能汚染土の海への流失を防ぐため、サンゴ礁原の先端から約100m入ったところにぐるりと堤防を作成し、 沖ノ鳥島のサンゴ礁の内部の深さが3〜5mなので、この汚染土だけで約2〜3mの陸地が作成可能です。
さらに、福島原発事故の発電所の建屋内外には、水素爆発などによって生まれた、もしくは地震・津波によって この上に放射能対策として表面にセメント舗装または汚染されていない土壌等何らかの被ばく対策が必要です。 これらの汚染土の運搬は、船か航空機になりますので、港湾、滑走路の建設が欠かせません。 従って、港湾及び滑走路の配置を考えると下図のようになります。
注)赤点線は、地下600mの放射性廃棄物処理施設の範囲 港湾施設及びランウエイの方向は、年間の潮流及び風向等によって場所の選定が必要となりますが、仮にこの 島ができて、港湾施設等ができれば、さらに、高レベル放射性廃棄物の輸送も可能になります。 そこで、ここを原子力発電から出た廃棄物の貯蔵施設をつくるとすれば、下図のような地下深い施設が必要と なお、原発事故で出た高濃度汚染水の処理工場及びタンクも設置すれば、有効に機能するのではないかと 日本原子力文化振興財団によれば、下図のような地下施設のイメージになります。
地下300メートルより深い岩盤の中に埋め、放射能が10分の1に低くなるまで10万年以上もそこで保管し続ける なお、カールズバッド核廃棄物隔離試験施設の建設にあたって、日本の某建設会社が建設に加わっていたと聞いて
4 終わりに 中国は沖ノ鳥島周辺の海底の地層の探索を続けている現状であり、中国の主張に反応して、沖ノ鳥島を原発事故
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