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“バナナ叩き売り”ST保存会

                  会長   伊藤 諭

                  事務局長 大石武郎

 

バナナ叩き売りST保存会だより その4

創立5周年を迎えて

 

大衆芸能(大道芸)の一つである「バナナ叩き売り」の灯を消すことなく燈し続けたいと思っていたところ、元同僚の大石武郎氏と縁があり「バナナ叩き売りST保存会」を立ち上げました。それが平成22年12月です。早いものですね。それから、もう5年の歳月が流れてしまいました。

 そもそも初舞台が双錨会会員である森部保氏の御子息が千葉ロータリークラブのメンバーでありまして、その口添えで千葉ミラマーレホテルで開催された同クラブのパーティアトラクションの実演です。それを振り出しに、関東一円を活動範囲として主な実演だけでも今日までで数える事、25回となりました。その中には東京双錨会及び神奈川双錨会の懇親昼食会での実演もありました。なかでも“男はつらいよ”の寅さんを記念して建てられた東京葛飾柴又の「寅さん記念館」での実演。そして全国から若者が一万人あまりも来場する東京流通センタ―の「自主制作CD即売祭り」大展示場での実演、これは「バナナ叩き売りの口上でCDを売る」という新たな取り組みでした。

直近では、大相撲初場所開催期間中の両国国技館横での実演など、数えきれないほどの新しい経験を積み重ねてまいりました。それぞれのイベントでの実演を観た見物客から「珍しい」「懐かしい」の声を聞くことが多く、これが我々にとってなによりの励みとなっております。

 また昨秋、偶然ですが、社会人落語家として別々のグループで活動していた女性二人が当保存会の主旨を理解して入会致しました。これからのST保存会は彼女達・女啖呵師を交えての実演となりますが、そうなれば女啖呵師というのはとても稀ですから、その話題性は拡大していくことでしょう。また舞台に更なる華を添えることを大いに期待したいところです。

 今年度4月には、「東京タワー下での実演」と「上野池の端“水月ホテル鴎外荘“での実演」を予定しております。この実演が女啖呵師との初共演となります。因みに、舞台上での呼び名は親方(伊藤)、大将(大石)、桜(女性)、桃(女性)となっております。

我々はこの5周年をひとつの通過点として、これから新規参加の女性パワーも生かしながら、日本固有の“大道芸“の文化の灯を絶やさぬように努め、発信してまいります。

どうぞ会員の皆様方の変わらぬご支援ご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 我々の活動の詳細につきましてご興味のある方は HP:http://www.facebook.com/bananatatakiuri

またはヤフーやグーグルで「バナナ叩き売りST保存会」で検索していただければ御覧になれます。

                          以上

 

 


諭君のバナナのたたき売り(H27年度9回生同窓会in大阪にて)

 


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