コロナ治療薬の開発状況

 

各位は如何お過ごしですかか。コロナ自宅謹慎でうんざりしてされているかと思います。先が見えず不安も有るが、年金生活者には大きな影響はなく悠々とマイペースで過ごしておられる方も少なく無いと思います。とは言え、日本だけでなく世界的不況となれば、その影響の火の粉は逃れることはできないと思います。従って、コロナの災禍の収束の抜本的対策はワクチンと有効な治療薬の開発しかありません。本日有望視されていた抗ウイルス薬の治験結果の報道がありましたので、コロネ(OBWEB)に投稿したものを転送します。各位には感染に留意され元気に過ごされることを願っています。

 

 

下記記事で、コロナ治療薬の治験(PH3)でかなり良い結果がでたとのニュースが入りました。トランプ大統領が経済活動再開の発言をしましたがバックグラウンドにこの情報があったかもしれません。コロナ治療薬・ワクチンの開発の最新(?)情報は添付のURLanswers news)にアクセスしてご確認下さい。

治験はPH1:健康な人で確認 PH:中等な患者で確認(プラボセも使用)PH3:実際に投与される重症患者で確認 の3段階で行われ、下記ニュースではPH3の治験結果のようです。また、治験は従来医薬品製造会社が薬の承認を取得するために行っていましたが、有望な薬は医師主導で実施できるようになりました。下記は医師主導の治験結果と思われます。

本治療薬はエボラ出血熱用の抗ウイルス薬で最も有望視されていました。3月に中国と共同で治験を行うとされていましたが中国では中止になったようです。日本でも4月14日から治験が開始されるようです。本結果から直ちに臨床に使用されることはなく、広く治療に使用されるには少なくとも数か月単位の時間がかかるものと思われます。、今後も3密忌避による感染防止策が続くものと予想されます。治療薬は感染した場合の治療薬ですので感染予防にはなりませんが、軽症で済むようなら集団免疫法の選択も可能となります。

 

                                   コロナ謹慎閑人 小川拝

2020.4.18

    

 

追伸

【ニューヨーク時事】米医療関連ニュースサイトのSTATは16日、米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」の臨床試験(治験)で、新型コロナウイルスに感染した患者が急速に回復していると報じた。 STATによると、重症の113人を含む125人の新型コロナ患者を対象としたシカゴ大医学部による治験で、レムデシビルを毎日投与したところ、発熱や呼吸器症状が著しく改善し、1週間以内にほぼ全ての患者が退院した。死亡したのは2人のみだったという。ギリアドはSTATに対し、「進行中の治験のデータが利用可能になることを楽しみにしている」と述べた トランプ大統領は先月、レムデシビルについて「非常に良い結果が得られたようだ」と述べ、有望な治療薬になり得るとの見方を示していた。 

 

コロナ治療薬・ワクチンの開発の最新情報は、下記参照

 

新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】(417日UPDATE

 

 

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