自宅でコロナ三昧の生活と思いますが、如何お過ごしですか。独居老人が話す相手はスパーのレジ係くらいで、テレビは応答がなく、メールで気晴らしでもと思い、近況を閑談としました、中身は同でもよいことですが、同じような方がおられれば、近況をお知らせください。

2020.04.22

小 川 正 巳

 

コロナ謹慎独居老人の閑談01

 

緊急事態宣言から2週間余経過し、宣言の効果を検証した成果が発表される時期になりましたが、各位はお変わりなく元気にお過ごしでしょうか。結果によってはさらなる自主規制の強化が要請されるかもしれません。

私は週に1〜2回生活必需品を購入するため、近くのスーパーマーケットに出向く以外は自宅謹慎中です。そのため独居老人はその際にレジ係と言葉を交わすのが唯一の会話で、以外はテレビやラジオに向かっての独言です。

そのため、WEB等に閑言を発表するようになりましたので、余暇で興味のある方に目を通して頂ければと幸甚です。

 

国の非常事態に緊急事態を宣言する中身に強制力が無い要請とは本気度が問われます。安全保障についての国民の意識が自由や権利より義務や責任が低く認識されているのだと思われます。

今朝のNHKで、パチンコ店が要請に従わない、越県して通う客がいる等報道されていたが、店と客は鶏と卵で、住民の行動を厳しく規制すれば店に要請する必要はなく、要請による休業の補償を店から請求されることもなくなります。

 

日曜日にスーパーへ開店後まもなく行きました。前回昼近くのレジには長い行列ができていたのでいつもより早めたのでしたが、70〜80台入る駐車場はすでに満杯で暫く待って駐車できました。駐車場を行き来する人達は見える限り皆マスクをしていました。私はマスクが好きでないので、ポケットに厚手のハンカチを入れており、咳やくしゃみに時に抑えるようにしていますので、いつも通り店に入った瞬間、40年前に柏で官舎生活していた時のことを思い出しました。近くの柏通信所の北側は2WW時首都防空の飛行場(紫電)の跡地で、そのままに荒れ地になっていました。休日に跡地でジョギングをしていましたが、ある日背より高い雑草で覆われた細道から開豁地に入った瞬間、100羽以上の遊んでいたカラスがおり一斉に私を見たのです。私はゾ―と恐怖感を覚えました。店に入った瞬間、店内の客が私に向けた目が同じ感じだったのでした。直ぐに、車に戻りマスクをして店に入り直しました。(日曜日の恐怖)

 

マスクの話でしたが、マスクが品薄で入手できなかったり、高価で売りつけられたり、日本で製造を始めた会社の経営者が中国から輸入する不織紙の価格が20倍に高騰したとか、各家庭に2枚づつ配布するマスクが届き始めたが不具合製品が7000枚以上あったとか(何故製造メーカーを公表しないのかな。日本製ではないと信じてる。中国製に対する不良品のクレームは世界中から)

所で、各位はどのようなマスクをご使用ですか。配布されたマスクは大人には小さいすぎるとの所見が多いようでしたので、マスクの規格についてインターネットで検索した結果、日本にはしっかりしたサージカルマスクの規格は無く、厚労省の防塵マスク規格(DS/RS)が準用され(N95=D/R2)、殆どは、アメリカの米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のNシリーズ(他にR,Pシリーズが有るが類似)規格が使用されています。(数値は規定微粒子の濾過率)

サージカルマスクには、N95/99/100のクラスが有りますが、濾過率が高くなると呼吸の抵抗が大きくなるため、通常N95が使用されます。

但し、この規格は濾過材料に対するもので、正しく装着をすることが重要です。アメリカでは医療施設に対しは、呼吸防護具を正しく使用するためのプログラムの備え付けが義務つけられていますが、日本にはありません。

 また、マスクの大きさ・形状や構造についても基準が有りませんので、自分の顔にフィットするものを選んで下さい。

 マスクはウイルスの感染予防にはあまり効果が無いが他人への感染防止に有効といわれますのは、濾過率を検定する微粒子の大きさが細菌濾過率では4〜5μm、微粒子では0.1μmですので、0.02〜0.1μmのウイルスは通過してしまうからです。しかし、咳やくしゃみ等での飛沫は水分が一体となっているため小飛沫は5μm程度とされ、感染防止には有効です。ウイルスが空中を漂う場合の生存時間は下記のレポートでは3時間以上とされていますが感染するためには纏まった数のウイルスが必要ですので、換気が悪く空中密度が大きくなければ、飛沫感染の防止だけで、十分有効な装具と考えます。

マスクをしてない時の衆人の目が恐ろしいので、今後はマスクを着けてスーパーに入るつもりです

 

コロナ謹慎独居閑人 小川拝

 

                              

    小川拝

参考

[17日 ロイター] - 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)は、新型コロナウイルスのエアロゾル化に関する研究結果を明らかにした。エアロゾルは飛沫よりも小さな粒子のことで、くしゃみなどによって発生する飛沫とは異なり、限定空間内で一定時間浮遊する。研究者らは新型コロナがエアロゾル化した後、空中で最低3時間は生き残ると警告した。

またウイルスが物体に付着した場合、生存期間は物質の種類によって異なり、プラスチックやステンレスは3日以上、段ボール紙は1日、銅は4時間だった。

 

細部はインターネットで「サージカルマスクの規格」等で検索して下さい

 ・「サージカルマスクの規格」

 

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