・コロナ謹慎独居老人の閑談 04
3密忌避の効果でコロナは感染者減少の傾向が出てきましたが、各位にはお変わりありませんか。休日が多い時期の感染者数は、受検者数の増減が検査結果数にも影響することから、精査しないと間違った判断に繋がる恐れが有ります。 さて、 今朝NHK朝のニュースで、金正恩が肥料工場の竣工式に出席したとの報道が有りましたが、諸兄は如何受け取られましたか?私は重篤や死亡の信憑性が高くなったと感じました。 4月20日にCNNから金正恩、重篤(心臓手術の後)との情報があり、後継者の予想等がでましたがCNNの情報の信憑性を裏付けるものがなく、トランプ大統領のコメントでも肯定も否定も明確にしないもので、その後のマスコミのも報道も下火となっていました。 その後アメリカの衛星写真で中国からの医師団を乗せた列車が金正恩の所在する場所に停止していることが認められたとの報道があり、改めてマスコミが取り上げ始めましたが、北朝鮮の情報管理が厳しいためか、新しい情報は無く、報道の盛り上がりはありませんでした。
ところが、突然北朝鮮から上記報道が有ったとの報道にはびっくりすると共に下衆の勘繰りでは真に金正恩がかなり危険な状態か死去したので、後継者の確定と体制の保持が安定するまでの間の時間稼ぎの報道ではないかと想像しました。想像の根拠は次の通り 1. 北朝鮮の最重要な祝日・行事日している4月15日、5月1日の行事に参加したことを国民や海外に大きく報道すべきものと考えられるのに、何ら報道が無く、重要度の低い単なる肥料工場の竣工式に出席したとの報道は、格差があまりにも大きく、何故か? 不信感を持ちました。下衆の推測では、元気に生存しているとして世界に知らせるためで、あり、伝影武者を立てても参加者が少ないので、ばれないとの考えたのではないか。そうであれば余計重篤か死亡との情報の信ぴょう性が高まります。 2. 直前の国の重要な行事にすら出席できない程の重篤な病状(他の原因を除く)であった人が、僅かな日数で、重要度のあまり高くない行事に出席できるまで軽快することは医学的に不可思議である。
上記の勘繰りが真相であったとするなら、北朝鮮の上層部は自らの特権を保持するよう動き、次のような活動が予想される。 1. 後継者指名:妹か小さい子供(摂政を置く)、血縁者、実力者から誰が??? 血縁を重視することから妹か子供が有力と思われるが、以外の場合は跡目争い(内紛)の可能性があり、内部の動向には要注意です。 2. 体制維持のために国民の活動規制が厳格化され、体制保持及び国威高揚を図る施策(意識高揚の宣伝や敵対国に対する誹謗等)実施される。 3. 外部勢力の介入を警戒し、軍事活動等の活発化(ミサイル発射や軍事演習の実施)の可能性と、中国に対する国体維持の取り付け交渉の実施の可能性。
韓国では南北融和政策をとる文在寅大統領は、先の総選挙で与党が大勝したので、次期も大統領になることは確実であり、北朝鮮のトップが交代したら、より秋波を強めるものと予想されます。(金正恩には米国との仲介者として殆ど認められていなかった) トランプ大統領が提示した駐留費の増額に同意したとの報道があり、駐韓米軍は維持されそうですが、中国との結びつきが高まっており、今後の朝鮮情勢には目が離せません。
最近、中国の軍事動向の活発化と米軍のコロナ感染によるシーパワーの低下により、南シナ海や西太平洋の動向も要注意です。また、トランプ大統領が実施してきた経済的圧力が多少緩和されてきたところに、中国がコロナ感染源であるとして中国に賠償請求をするような情報も有り、経済戦争が再燃する可能性が高い。
下衆は 日本の安全保障や経済への影響は少なからずあると予想され、コロナ災禍がまだ終息していない時期ですが、周辺国の動向にも目を配る必要があると考えます。(下衆の杞憂であることを)
5月2日 コロナ謹慎閑人 小川拝
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