コロナ謹慎独居老人の閑談07

 

 


おはようございます。今日は高気圧の真中になり、さわやかで風も穏やかで、野山に出掛けたくなる日に
なりそうですが、大都市周辺では行動制約が続き、在宅生活を余儀なくされて手足がうずうずしストレス
を感じています。一部の地域では行動制約が多少緩和され、春爛漫を楽しまれるでしょうね。

今朝の6時のニュースで、一番に耳に入ったのは、コロナで「収入が大きく減った企業に賃料(固定費)
の7割を保障する」法案を自民公明等が議会に提出することです。

私は、100兆円を超える補正予算に入っているものと思っていたので(無利子返済据え置きで貸し出す
事は知っていましたが)耳を疑いました。長期が予想されるコロナ災禍中は経済は冬眠状態になるのは必
至であり、目覚めた時にV字復活するためにはこの間の国の経済活動基盤(企業と国民)を健全に維持しな
ければならないと考えます。そのために国は何を保障し、何を我慢させるかを明確にすべきで、蔓延防止
のために要請しても休店に応じないパチンコ店やそこへ金をすりに行く者達にも一律10万円を給付する
こと等は財政が潤沢でない我が国状況はすべきことではない。野党や公明党のポピュリズムの声に為政者
が自らの保身を上乗せしたと思わざるを得ない。

真面目に経営し要請や指示に従い、固定費(賃料)が支払えず閉店しなければならないというニュースを
見聴きする時心が痛みます。企業が生き残るために閉店時も必要な固定費(賃料・人件費)や国民が生活
を維持する(家賃や生活費)費用、将来を担う者の教育等を維持する(学費等)費用等を自力で補填でき
ない場合には、国は財政状況に関わらず救済を行うことが、国の社会保障(補償ではない)の原点でない
のか。

コロナ災禍の御蔭で国民が行動を限される社会を経験し、其の中でITCを如何に活用するか試行錯誤の上、
かなりの分野で新しい活用法が見出されたようです。(不安や不満の報道が多かったが逆も同じくらい有
ったと思う)社会環境に大きなダメージがあると、それにより社会活動が変化進化することがよくあり、
大きな災害の後それまで手を付けることができなかった、町が一新した事例は枚挙に暇有りません。
コロナ災禍を経験して社会や人間関係がより幸せになる方向に向かうよう願っている。

感染者の新規発生数がかなり減り、蔓延防止から新規発生予防の段階に移ると予想され、宅謹慎が解かれ
るのは間近と思われます。

                                         コロナ謹慎独居老人 小川拝        




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