コロナ謹慎独居老人の閑談15

 

 


昨日39県で緊急事態宣言が解除されました。今朝NHKニュースで「麻雀」の卓を挟んでメジャーで計測し
ながら、2m距離を取るのは無理だと報道してましたが、数値基準設定の弊害を感じました。
感染防止策の1つの飛沫感染防止の基準として設定された数値であり199Cmがダメで201Cmが良いと
いうような馬鹿らしいことが議論されることは無用です。本来ウイルス検査(抗原検査等)をして非感
染者であることを確認された人どうしあれば防止策は不要です。
無症状の感染者や感染源を身に着けている人等が混在していることが判らないので、混在しているかも
しれないとし、予防策をしています。
従って、麻雀屋では、体温や感冒様症状検査、室内や備品の消毒・換気、手指の消毒、マスクの使用、
特に麻雀の牌・手指の消毒等をした上て大声の会話を慎めば、2m以上に拘ることなく極端に近くなけ
れば(例えば1m以内)大丈夫と考えます。逆に距離を2m以上取っているから大丈夫とし他がおろそ
かになる方が危険と思いますが如何でしょう。

この様な行動制約の状況から、非感染者を証明する、ウイルス感染検査は治療薬やワクチンに匹敵する
くらい、人の移動や接近に有用と思われます。海外では、抗体検査の結果「抗体保有」を持って安全を
保障しようとする所もあるようですが。再感染の事例もあり、抗体の有効期間もまだ明確でなく、石橋
を叩いても渡らない日本では早期取り入れは期待できないと思います。昨日案内したNAT検査の大量実施
が可能になれば、非感染者を選別できるようになり行動制限が緩和できるかもしれません。
但しHIVのようなウインドウ期間(検査で現れない)が無いことが前提ですそこで、NATをどのように実施
すれば、大量検査が可能となるか検討して見ました。但し施設・器材・人材の必要量と検体収集・処理要
領は不明です。
日本の感染者数は1000人当たり0.13名、アメリカやヨーロッパの多い所で約4.0名です。NATの
第1段で複数検体を纏めて検査(血液検査では当初G=50検体実施)し、陽性検体グループをさらに個別
検査するとする方法です。
1Gの最適検体は何名か、その場合の最小検査回数は?を計算した結果を添付しました。陽性者数の割合が
少ない場合ほど検査回数は少なくでき、1000人中0.5人の場合は、G=50名程度で、1000名当
たりの必要検査回数は約50回となりした。4.0の場合は、G=5で約400回必要となりました。
事前に陽性の兆候の有る人を簡易抗原検査で除けば、全く兆候の無いグループ内の感染者数は極めて少ない
と予想されますので、検査体制が整えば地域限定の全数検査も可能かも知れません。感染者の割合は地域に
より大きく異なるので、地域に合わせて1G数を変えればもっと効率的になるでしょう。(試案であり内容の
保障は有りません)

本日は、九州から低気圧と前線が東進し、前線の南側から湿った南西風が吹くため、九州から関東にかけ特
に南部で強い雨が降る予報ですで、該当地域の方はご注意を! なお、気象庁以外の天気予報等を簡単に利用
されている方は多いと思いますが、下部に気象庁のHPのURLを付けておきました。
気象庁のHPは報道されている天気情報のデータベース(専門的な情報は有料販売されてます)ですので、
時間を持て余している時に開いてみてください。また、気象に関する知識の普及や関連する情報等を纏めた
パンフレットのようなもの等多彩です。
風水害の季節が近づいていますので、「防災情報」のぺージの内容を確認されることをお勧めします。
例えば、「防災情報」―「天気図(実況・予報)」の下部にある「天気図について」を開くと、「最新の
高層天気図」や「数値予報図」を見ることができます。先日の案内した黄砂状況や海水温の状況等、やNHK
の気象解説で使用されているデーター等、興味ある方は初めて見る情報も多数有りますので一度アクセス
してみて下さい。

今日は夜遅くにかけて悪天になりそうですので自宅謹慎しかなく外出の誘惑が無いので心静かに過ごせそう
です。
本日も元気に過ごしましょう
                                5.16 コロナ謹慎独居老人  小川拝
 
・気象庁ホームページ




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