コロナ謹慎独居老人の閑談 19

 

 


本朝は週一のプラスティック塵回収日で小雨の中50m程先の集積所へ行きましたが、春雨より冷たく
1か月以上季節が戻ったような肌寒さを感じましたが、各位は気持ちよくお目覚めですか。

寝起きから耳に入るのはコロナ関連ニュースで、大半は、○○も減った、○○ができない、○○がない、
○○が不足している。やっていけない、このままだと倒産だ、等々・・・
早朝から気分が暗くなりますが、発想を逆転してはどうだろう、
例えば
経済活動では、閉店要請の中でも、感染予防の工夫をしながら30%も活動している等々・・「おおー
結構頑張っているなー」と少しは気分が明るくなると思いませんか。
所で
現事態は変えようが有りませんが、事態を認識するのはそれぞれの人の主観です。50、100、500
は、客観では数の認識以外何も感じませんが、主観で100を見ると、その人の経験や値観等である50、
500と比較し「多い、少ない」と思うことが、「損だ、得だ」「しめた、まずい」等の感性に繋り
「不幸・幸福」「不満・納得・満足」、「良い・悪い」となるのでしょう。
昨日、救済金30万円が交付金10万円に変更された事の評価アンケート結果が10万円貰えるようになった人
と30万円から減額された人の員数比に近いのは、国民が感情をベースにした主観で判断した結果と思われ
ます。
野党・公明党・目敏い自民議員やタレント等は、これがさも国民の真意だと言わんばかりに報道されてい
ますが、真の意味を考えれば、真意でなく「国民の本音(総意)」と表現すべきと思いますが、
如何でしょう。
話が少しずれましたが、未だ行き先がはっきりしませんが、良く言われるように悲観的な人は「残り1000円
しかない」と感じ、楽観的な人は「残り1000円もある」と感じると。財政は放漫会計とならぬよう悲観的に、
国民は過去の苦しい時代や経験を基に「この程度なら楽々大丈夫」と明るく楽観的に過ごしたいものですね。
(我々と違い若い人は苦労を味わっていないので無理かもしれません)

昨夜のWHOテレビ会議(最終日)では、
「コロナには世界が協力し対応すること」「コロナ感染源とされる武漢等を第三者組織で調査する」が採択
され、無難な結果でした。アメリカと中国の思惑の衝突はますます激しさを増すような雰囲気です。背景に
は大統領選挙以上にトランプ大統領は「アメリカNO1」を具現する上で、5Gでアップルが遅れを取っており、
先を行くファーウェイの足をつかんで止めようとする強い思いが感じられます。
医療技術では中国はアメリカにはるかに及ばないことは明確ですが、コロナを名目に経済制裁を発動する
可能性は高く、日本はこの事態を予想した経済復興政策を準備しておく必要があると思います。

コロナ情報として
アメリカではコロナワクチンのP1(P1:健康な人に対する治験)治験が実施され、其れなりに効果が確認され
たとの報道が有りました。、近くP2(軽中等患者に、疑似薬等も使用)に進むとされており、治験が順調に
進み且つ医薬品としての承認条件が緩和されれば、年内の使用も可能と思われます。
併せて、人の血漿(感染者の)から血液製剤としてのワクチンの治験が実施され有効性が確認されています。
アメリカでは既感染者が多いので血漿を集めるのは容易と思われますが(ワクチン開発では副作用が一番の
懸案)人の血漿には多種の抗体等が含まれ抗体価も一様でないことが問題とされていますので、先ずは重篤
感染者への投与に使用され、健常者への予防ワクチンは前者になると思われます。

ワクチン開発で数歩先を行っているアメリカが、成果を世界の人たちに無条件に分かち与えてくれることを
期待しながら、今日も元気に過ごしましょう。
            
                             5.20 1000 コロナ謹慎独居老人 小川拝 
                                                                       



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