「武漢900万人検査の結果について(閑談の追認)」

 

 


関東地方は真夏の天気となっており、昼前まで2時間テニスを実施しましたが今までと違い、続けてプレーを
する人が殆ど居なくなり、譲り合の状況でした。明後日から梅雨に入る予報ですので、残り少ない好天を楽し
みましょ。

さて、閑談で「武漢で900万人以上のコロナ感染検査を実施」の中間記事を掲載しましたが、その後の状況が
共同通信の記事に有りましたので、下記URLをご覧下さい。(中国は何のために検査したのか??)
本件はこれで終わりです。
                           6.9 独居老閑人  小川拝

(900万人の検査状況の予想)               
10日間で900万人以上の検査をすることに、中国の力を感じたのですが、どうも検査そのものの信頼性に
問題が有るような感じがします。検体の採取は1秒くらいで済み簡単だったとのコメントが有りましたが、
1日100万人以上の検体採取行為の所要労力は、(かなり短く見積もって)30秒/人として、1000人
の採取に8.33時間かかることから、朝から夕方実施した場合:1000か所以上、24時間実施した
場合:330か所 の検体採取所が必要で有る。1採取人が8時間働いたとすると:1000人必要で
ある。(検体を杜撰に扱い10秒/人でも330人)
検体採取だけでなく、記録や器具・検体の運搬等支援要員が採取者1人に2名要るとすると、慎重に実施
すれば、3000人、杜撰にしても1000人必要である。

(私的所見)
1日100万人以上の検査をする場合、検体採取だけでも上記のような膨大な態勢が必要である。検査の
意図(隠れた感染者を見つける)から偽陰性を局限するなら、
本来慎重に実施すべきであるが、この様な尋常さを欠く検査をなぜ実施したのか??「中央からの検査
の指示」があり、武漢市は「指示を実行」するため「検査の有効性より実施の実績を重視」で実施した
ものと想像する。検査結果の信憑性には要注意である。(注意が必要なのは偽陰性者である)

共同通信記事によれば、PCR検査で無症状感染者(300名)の検体から研究所でコロナウイルスを分離
できなかったとしている(PCR検査はウイルスを増殖して検査するのに、何故ウイルスが分離できな
かったのか不明)のは、擬陽性の可能性が高い。
結果的には、偽陽性者300名は感染者として扱われないものと予想すると、中国は「武漢市民全員の
感染検査の結果、感染者は居なかった」とするのであろうか?

共同通信社2020/06/09 06:34

共同通信の記事






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