「認知症とオリンピック」

 

 


閑独居老人の独言

認知症について
今年の梅雨時の気圧配置(天気図)は例年と大きく違っており、先般一部書きましたが
北のオホーツク海高気圧が形成されず。日本の東にブロッキング高気圧が発生し、東進
の低気圧が日本海を北上し急激に発達するため、春一番のような荒れた天気が発生したり、
関東が梅雨に入る時期なのに、南の梅雨前線は弱まり、移動性高気圧が停滞しここ1週間
は皐月晴れのような天気が続く予報で、日射が最強の時節なので関東地方は真夏日が続き
ます。
昨日はテニスコート内の日当たりでは37℃を超える状況でした(熱中症計)ので、少し
早いが我が高齢者(平均79歳)テニスクラブでは熱中症に最大の注意喚起しています。
各位は気温が上がり始めたこの頃ですが、熱中症対策の準備等、如何お過ごしですか?

さて、一昨日、認知症の原因で一番多いとされるアルツハイマーの治療薬が承認された
と報道されました。
良報ですが高価なようです。目敏い連中によりエーザイの株価は23.7%(ADR)値上
がりしました。「米食品医薬品局(FDA)は7日、日本の製薬大手エーザイと米バイオ
医薬品大手バイオジェンが開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」を新薬と
して承認したと発表した。・・・・・・医療費は高額となり、1人当たり年1万ドル
(約110万円)以上になるとの米医療保険会社の試算を伝えている。」
産経新聞
早朝のNHKラジオで「今日の健康」を放送しており、一つの病気を数日間で医療専門家が
原因や症状・治療法等を説明しております。今週は「認知症」で、本朝は認知症予防に
良い食品でした。昨日、認知症の兆候と検査法についてでしたが、「自分に当てはまる
ものが少なからずありました」が、各位の自覚症状は如何ですか?
何かをしようと行ってみたが「何をするんだっけ?」元に戻ると思い出すことかありま
せんか?
先般「高齢者ネット」を紹介しましたが、「認知症のネット」を見つけましたので
下記WEBを紹介します。
認知症を知り、予防法を励行し、少しでも自立生活を永らえられるようにしましょう。

参考
認知症ネット(認知症を知る ニュース 特集・コラム 認知症チェック 予防する)
 (ブルーをクリックしてください)


オリンピックについて
先般NHKで「殆どの生物は子孫を産み育てるために生きている」ので、雌の生理は寿命
の間際まで有るが、人間(女性は50歳以降約40年生きる)子育て以降同じくらい長生き
する特殊な生物らしい。
私は、つい100年前までの寿命である、人生50年(織田信長)であれば、他の生物と変
わりないのであり、後の40年は医学の発達で延ばされた寿命で、其の副作用が癌や
ボケではないかと考えます。
生物は世代交代をすることにより進化してきました。中国の多くの皇帝は不老不死の
妙薬を求め探索させましたが、今は静かに地中で眠っています。
自然の摂理は極めて残酷で、生物同士が互いに争い食べ合う世界です。最強の生物も
最後は寿命が尽きれば最小の微生物に分解され、植物の肥料となります。
最近の国会審議等を視聴していると「人の命は絶対で何ものには代えられい」が真理
とされる?問答がされており、オリンピック開催のメリットとコロナ感染拡大により
失われる人の命のディメリットを比較しようとしています。
前提から、命は他に代えるものが無いのであれば、比較できるものではなく勝負あり
です。そのような問答をしながら、町に繰り出す人が増加傾向にあるのに、野党の
質疑には「飲食店の開店時間を徹底するには補償金を十分に出せ」と言っているのは
「風が吹けば桶屋が儲かる」話のような気がします。
国民はコロナ感染対策は十二分に理解しており、感染しても構わないと思うから
3密やマスク・手洗い、不要不急の外出の自粛等を厳格に順守しないのでしょう。
「要請しても国民が自粛しないから国民の命が奪われているのだ」と政治家は誰も
言わない。おそらくエボラ出血病やペストのような死亡率が高い伝染病であれば、
政府が要請しなくても、国民も店舗も厳格に自粛するでしょう。
私は内外のオリンピック関係者へのワクチン優先接種や検査の拡充、感染拡大防止の
ための観客の抑制や会場の設定,感染者発生時の対応態勢等を検討し、其れでも発生
する定量的想定リスクが受け入れられないのであれば開催はすべきでないと考えるが、
現状では開催は可能と考えている。現在は開催の是非についての国内の混乱や国の
明確な開催意向が表示されないのが一番の懸案で、参加予定国が開催に不安感を
持っているのではと心配している。
困難な状況下でも国民が協力し整斉とオリンピック開催できることを願っており、
本日菅首相としては初めての党首討論が開催されるので開催の意志表示と明言を
期待している。



 

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