各位殿 (暇潰しに)
初夏から一日で一転して名のみの春に急転し、半袖から長袖の上着が必要な天気になり、
老体には追随するのが難しいこの頃です。
コロナは変異を続けBA1?BA2に70%代り更に?XE(感染力が12%程強い)が国内で
見つかり、落ち着いていた感染の再拡大の兆候が見られますが、行政は当面重症数、
死亡数が多くないとして、社会活動(生活・経済・教育等)と共生を如何にするか?
検討を始めました。首相はCOVID-19を感染症の2類から5類に格下げをするニュースが
有りましたが未だ躊躇しているようです。オミクロン株になり感染力は強まった反面、
感染の重症化率は減りましたが、感染数が増えれば重症(死亡)数が増加する理由で、
感染数を減らすことを目指しているようですがワクチン接種の優先度が低く行動範囲が
広い若者が感染の主体で、感染の減少傾向は横ばい状態です。
感染0政策の中国を除き欧米等の多くの国は、ワクチン接種の普及と共に感染による
死亡リスクを容認し、社会活動の復活を優先させています。日本もバラマキ政策より
今後の方針を国民にわかり易く説明することが優先されるべきでしょう。高齢者も
持病等が無ければ感染を過度に恐れる必要はないと思います。
コロナよりウクライナ紛争のニュースが第一に報道されています。感情を煽る内容が
多く食傷気味です。
偵察衛星や民間も含めた通信衛星で戦場はジオラマ化され且つ相手の動きが詳細に
判るので、防御側は全周に兵力を分散する必要が無く、防御は攻撃の1/3の原則が
そのまま適用できるので、兵力で劣勢なウクライナ軍はNATO諸国から補給される
優秀な武器と相まって善戦してます。逆にロシア軍は当初の全周攻撃は困難となり、
侵攻目的の東部に兵力を集中させ、東部とクリミア半島を奪取し、プーチンは
開戦のミニマム目標を達成し、5月9日の戦勝記念日に国民に「戦果の報告」を
したいものと想像します。
米国はじめNATOはウクライナに兵器を供給し防戦を煽り、ロシアはプーチンが
面子を保つため共に引けず、停戦に至る条件が整わないのが現状と思われます。
長期戦になれば、ウクライナは戦場で荒廃し、兵士や国民の死亡が増えます。
ロシアは周辺国(フィンランド・スゥエーデン等)がNATO寄りに動き経済制裁
だけでなく戦力形勢も悪化しするので得るものは有りません。そのような情勢を
考えている中「この紛争で得をしている国は何処か?」の論考を見つけました
ので添付しました。ウクライナに対する支援に日本は「金」だけですが、
国内産業等にもプラスになるような方法はないでしょうか?
4.15 閑独居老人の独言
【参考】
@「ウクライナ戦争の勝者」はバイデンと習近平、
米中が得た3つの大成果とは(政治・教育ジャーナリスト/大妻女子大学非常勤講師
清水克彦 ダイアモンドオンライン)
Aロシアで「ゲオルギーリボン」運動