「血中酸素濃度について」

 

 


閑独居老人の独言
2週間ほど前にコロナ対策の準備として以前から予定していた「パルスオキシメーター」を注文したことを
メールで紹介した時、直前にNHKで話題となったため「バナナ騒動」を予期したが順調に注文受付ができた
と書きましたが、1週間ほどで届く予定が月末までとなりさらに2月3日の延期予定も越え、確認したら未定
で且つ「キャンセルもOK」との回答・・
私が申し込んだときは10%割引だったので優先度が下がったものと想像している。契約不履行で懲らしめ
たいが安価なものなので、煩わしい手続きはしたくないし、良い知恵はありませんか?
(過去の経験から)
1昨日テレビで、血中酸素濃度が低下することを「ハイポキシア(hypoxia)」(低酸素症)の名称で説明
していました。
パイロット職であった者は、関連教育を受け且つ低圧チャンバーで体験しました。25000Ft
(高度8000m、1/4気圧位)で酸素マスクを外して約3分間耐え、その時の感覚を体験させます。
低酸素状態に耐性の強弱があり殆ど感じない者から意識が朦朧となる者まで幅が有ります。
この際「息苦しい」感覚は無く、殆どは「熱感」(頭部付近が少し熱い)を感じます。
外見では「チアノーゼ」(唇の赤みが紫に変化)(爪の付け根の色がピンクから白っぽく変化)症状が
見られます。
コロナ肺炎(間質肺炎)は、肺のガス交換機能が低下することから症状は低酸素症ですので、上記から
「殆ど息苦しい自覚症状が無く突然失神」することが有ります。パルスオキシメーターが無い時は、
看護者は「唇の色」自己診断では「爪の付け根の色」の変化を観察して血中酸素濃度の低下に備えて
下さい。
低酸素症が怖いので、酸素吸入をすれば良いか??ですが、酸素を吸い過ぎると「低炭酸ガス症」の
不具合が発生します。血中の炭酸ガスが過小になると、血液のPHがアルカリ性となり呼吸ができな
くなったり、めまいや、失神等の症状が発生します。
パルスオキシメーターを使用している場合(ヘモグロビン量が平均の人)値が93以下は注意、90以下
は酸素吸入が必要ですが、酸素が多すぎても副作用があることにも注意下さい。




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